王子様はご主人様!?


「よかった―…お父さんに連絡何もいれてなかったし」


うん……よかったな。


でもさ、花梨?



「そろそろ隠したら?」


「……へ?」



きょとんとしたように、俺を見る


「それともまだ誘ってんの?」


「………っ!!きゃぁぁ―っ!!」


うるさっ……



「な、なによっ!早く言ってよっ!!」


そう言いながら、布団に潜り込んでしまった


つ―か俺のせい!?


「別に昨日見たから。」


今さら胸を隠しても……



「っ///サラッと言わないでよっ!!」


じゃあさっさと気づけよ……


「もぉ―っ。輝のバカ……」


「ハイハイ。わかったから」


背を向けてる花梨を後ろから抱きしめた



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