恋愛上等

「美来…?どうした?」


え………


何で…?


「た…くみ?」


「そうだけど?どうした?何かあったか?」


「何って……あたし達別れたじゃないっ…」


何で話してくれるの…?


「何言ってんだよ…?別れてねえじゃん…」


う…そ。


「本当…?」


「本当…じゃなかったら何だって…!」


「あたし…。拓海がスキだよ?」


「今さら何だよ…俺も。」


ヤダ…嬉しい。


この前のは夢だったのかな?


アレ……?


拓海が消えてく―…。


「……く!」


拓海…あたしを置いてかないで………


「美来…!!」
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