プリクラ童話
女子高生らしく生きる契約を交わしたあーちゃん。
置き勉をするからカラッポな通学バックには、
携帯電話の充電器とあんまり読んでいない先々月号の雑誌、
あなたが女子高生の頃に恐らく周りの皆が持っている王道ブランドのお財布と香水(脇シューでも構いません)、
小腹が空いた用の――という名目で実は男子と話すキッカケにならないかと忍ばせているであろうお菓子、
後はすっぴんとの落差を知りつつも手放せないメイクポーチがあれば、ティーンとしての必需品はなんとかなりましたよね。
一番のポイントはプリクラ手帳です。
(根拠はありません、あーちゃん周りによる風潮だからです。だから皆です)