君への合図
嫉妬と愛情
「おはよ。」
「おはよっ」
いつもと変わらない朝。
いつもと変わらない部屋。
一つ違うのは、彼が隣にいること。
「ねーこないだ言ってた温泉、どこにする?」
「そーだなー。2年記念だもんなー・・・ちょっといいとこにしよっか?」
「ほんとにー?!」
「何にやにやしてんの、お前」
そんなこと言いつつ恥ずかしそうに笑ってる彼が可愛くて、私はまた笑う。
それだけで幸せ。
この幸せにずっと包まれていたいのに・・・