オレンジラヴストラック


「すっげぇー!!」


拓也は此方へ走り寄った。


「ソフィア」


優しいお父様の声が私を呼ぶ。


拓也と一緒に海に入り、二人の所まで行く。


「良かったな」


「えっ!?」


こんなことを言うのは、本当にお父様なのだろうか。


「これがゼウスの本音だよォ」


マーゼラが優しく微笑む。


< 112 / 119 >

この作品をシェア

pagetop