オレンジラヴストラック


ソフィアの細い腕が俺の首に回される。


愛しい愛しい俺の彼女。


少し隙間の出来たソフィアの唇に舌を滑り込ます。


ソフィアは一瞬驚いて舌を奥に引っ込めたが、次の瞬間には舌を絡ませていた。


俺はソフィアの胸に手を伸ばそうとしたが、その手は腰から動かさなかった。


ソフィアの胸にはウロコが付いているのだ。


人間のものとは違う。


ソフィアがもし人間だったら俺は確実に押し倒していた。


今回はディープキスで我慢しよう。





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