氷のプリンス




「…俺も悠李の気持ちを聞きたい。」

2人にみつめられて

私は緊張しながら答えた

「龍二が………すき。」

これが私の想い。

「なら、いいわ。
2人とも仲良くね♪」

お母さんの口調が

いつも通りに戻った。

父親はいない私。

それを龍二は知っているから

私は何か安心する。







< 46 / 50 >

この作品をシェア

pagetop