ビターな彼に夢中[短編]
彼女なのかも分からないけど…
私は自分の部屋に入った。
隣の部屋の音が聞こえる。
やだな…
聞きたくないょ…
私もCDを流した。
お兄ちゃん……
――…
お兄ちゃんは
私が中学生の時にうちに来た。
お母さんの再婚相手の子どもだった。
当時
お兄ちゃんは高校生だった。
お兄ちゃんは背が高くて
中学生だった私のクラスの
どの男子よりかっこ良く見えた。
私はすぐにお兄ちゃんになついた。
お兄ちゃんも仲良くしてくれた。
家族関係はうまくいっていた。
ただ私はいつからか
お兄ちゃんを異性として見るようになってしまっていた。
お兄ちゃんはモテた。
高校生の間に何人か彼女が出来て家にも遊びに来た。
私が高校生になって
お兄ちゃんは大学生になった。
大学生になってからも
お兄ちゃんはモテるみたい。
お兄ちゃん…
私は自分の部屋に入った。
隣の部屋の音が聞こえる。
やだな…
聞きたくないょ…
私もCDを流した。
お兄ちゃん……
――…
お兄ちゃんは
私が中学生の時にうちに来た。
お母さんの再婚相手の子どもだった。
当時
お兄ちゃんは高校生だった。
お兄ちゃんは背が高くて
中学生だった私のクラスの
どの男子よりかっこ良く見えた。
私はすぐにお兄ちゃんになついた。
お兄ちゃんも仲良くしてくれた。
家族関係はうまくいっていた。
ただ私はいつからか
お兄ちゃんを異性として見るようになってしまっていた。
お兄ちゃんはモテた。
高校生の間に何人か彼女が出来て家にも遊びに来た。
私が高校生になって
お兄ちゃんは大学生になった。
大学生になってからも
お兄ちゃんはモテるみたい。
お兄ちゃん…