狼国のお姫様



愁SIDE


俺は舞奈と元へ行こうとした



そのとき


「チャラララララ~」



俺の携帯が鳴る。
誰だ?


着信の相手は姉の百華だった。



姉貴から電話だなんて珍しいなぁ...。


なんかあったのか!?




「...もしもし」



俺は恐る恐る電話に出た。



百華「...んーっ」


召使a「監禁ってどこでするの」


召使b「あの場所で良いだろ。」

召使c「愁様の姉貴だぞ?そんな扱いしていいのかよ」

召使a「愁様と舞奈様が結婚すれば俺たちの役目は終わりだ、だからいい」



という小さな声だったが聞えた。




※召使aなど愁にはまったくもってわかっていない



誰かが...姉貴を監禁しようとしているっていうことか!??





危ない、
姉貴はどこだ?



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