狼国のお姫様

愁side


今要が姫と電話ではなしてる。


俺は、ただじっとその会話を聞いていた・・・


かすかだけど・・

姫が要たちと住みたいっ・・という声が聞えた


俺は自然に笑顔になった


また暮らせる・・あいつと。

またあの楽しさが戻ってくる・・・


でも、姫は今苦しんでる


俺たちがそれをやすらげなくちゃいけない



楽にさせなきゃいけない




それが俺たちの使命・・・・



だろ??


いや・・・好きな女をほっとく俺らがいるかよ!って話だな。



姫・・・俺は姫のために・・・




頑張るから




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