†N.D†
学校に着くや否や周りの視線は僕に釘付けだ。

「ねぇ、あの人カッコ良くない?」

「本当だ!でも隣のキモくない?」


ふふふ、残念だったなジャン。
キモいってよ。

まぁ、僕の隣にいると誰しもキモくなるがな!


「おい、やったな!今年も同じクラスだぜ!レオン!」


「本当に!?良かった!」


またジャンと同じクラスらしい…何だかんだでもう9年同じだな。


「あぁ!D組だって。早く行こうぜ!」

「へーい。C組ね。」


てかジャンよ。
あまりはしゃぐでない。

周りの視線があぁ!


うぅ…皆僕に釘付けになってしまうじゃないか!



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