Love Level
ピー、ピー、ピー
遠くから響く機械音に反応し、ゆっくりと目を開けた。
どうやら車をバックする時に鳴る音のようだ。
「あ、起きた?ちょうど着いたんだけど」
「うん。……寝ちゃってごめんね?」
「いいよ。おかけで可愛い顔見れたし?」
「うわぁ~嘘っぽい!!!」
可愛いのかは知らないけど、寝顔見られたのかと思うとなんか恥ずかしいや…。
「もう出れる?」
「うん!」
おかげで眠気もスッキリ!!