Love Level




リビングに行くと、お父さんがソファーに座ってた。


「恭平くん、いらっしゃい。娘が世話になってるね。ありがとう。」


「いえ、とんでもないです。お父さん、ご無沙汰してました。」


お父さんとキョーさんが話してる方が変な感じかも。



キョーさんをソファーに座らせ、お母さんと私はキッチンでお茶とお菓子を用意する。


「柚、本当いい人ゲットしたわね!」

リビングまで聞こえないように少し小さい声でお母さんが言う。


「ふふっ、でしょ?」


「孫が楽しみ!」


お母さん、気が早いよ。



お茶とお菓子を持ち、みんながリビングに集まった。





< 44 / 47 >

この作品をシェア

pagetop