Love Level
〔Love Level〕
「お邪魔しました。」
「またいつでも来てね!
式のこととか相談にも乗るからね!」
挨拶も終わり、夕飯も食べ、外はすっかり暗くなってる。
私、幸せ者だ。
「キョーさん、
私を好きになってくれてありがとう。」
「ん?何言ってんだよ、今更。」
「言いたくなったから。」
少し照れたように私の頭をポンポンとする。
「俺だって、ユズに会えてよかった。」
結婚するのに、まだ付き合い始めた頃みたいに胸がぎゅうぎゅうなる。
「私のキョーさんへのLove Levelは100レベル!」
「Love Level?何それ。そしたら俺は101レベルくらいだな!」
「えーなんか微妙!!」
「俺たちは同じくらい愛し合ってるってこと。」
「ふ〜ん、じゃあそれでいい!
キョーさんが1000レベルだとしたら私は1001レベルね!」
「はいはい!
そうだ、明日婚姻届出しに行くぞ」
「ふふふっ
Love Level UP!!!」
んっ、
キョーさんの大きい手が私を包み込み、熱い唇が触れ合った。
「これで俺もLevel UPな」
「だいすき」
もう一度熱いキスをし、何だか照れ臭くて、ふたりで笑いあった。
この幸せがずっと続きますように
END