秘密の彼氏
ずっと、ずっと、一緒に居たい。


何もかもを、捨ててでも…。


竜二は私の手を取り、引き寄せた。


その弾みで、私は竜二の上に倒れ込む。


「愛美・・・好きだ。本気で好きだ」


そして、強く抱きしめてくれた。


「竜二、私も、好き。竜二が好き」


強く抱きしめ合い、自然とベッドへ倒れこむ。


そして、竜二は、何度も何度もキスをした。


息ができないくらいに、強く・・・。


激しく・・・。


「竜二・・・」


名前を呼ぶので、精一杯・・・。

< 106 / 152 >

この作品をシェア

pagetop