秘密の彼氏
学校に来ると、竜二たちと過ごす時間が夢みたいに思えてくる。


“今日は眠いなzzZ“


早速、竜二からのメールだ。


ニヤニヤしながら見ていると、勇真と美咲が私の席までやって来た。


「なあ、愛美。変な事聞くけど、いいか?」


「う、うん。何?」


二人は、いつもとは違い、険しい表情をしている。



「愛美さ、前に話してた神竜会の奴らと、まさか付き合いなんてないよな?」


「えっ?そ、そんなのある訳ないじゃん。何で?」


勇真の言葉に、一瞬ドキッとした。


< 111 / 152 >

この作品をシェア

pagetop