青柳高校生徒会補助役員!?
梅宮:
「榊原から君達、[生徒会補助役員]宛てに伝言を預かってる」
桜庭:
「伝言ですか……??」
梅宮:
「いいかい……??今からボクの言うことをシッカリそのまま、昼休みまでに橘に回すことだ」
桜庭:
「わかりました……」
梅宮:
「よし………」
梅宮先輩はフゥー、っと深く息を吐いて、周囲をキョロキョロと見渡した後、声を潜めながら呟くように言った――………
梅宮:
『生徒会補助役員:2名。本日の12時40分より、西校舎屋上に集合。ただし、尾行等には細心の注意を払って参ること』
桜庭:
「………????」
何だソレ……??
桜庭:
「あの……校舎屋上って生徒立ち入り禁止でしたよね……??」
梅宮:
「一体、それが何だと言うんだ……??愚問だよ」
……それは失礼しました……
梅宮:
「いいね??確かに伝えたよ。それじゃあ……」
そう言って梅宮先輩は、そそくさとその場から立ち去って行った。
桜庭:
「……………」
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