青柳高校生徒会補助役員!?
梅宮:
「そして、その公式ホームページを事実上の運営を任せられているのが、生徒会庶務のボクの仕事だ」
桜庭:
「そんな権限まであるんですか……!!??」
梅宮:
「あぁ、だから普通じゃないんだ」
橘:
(職権乱用も平気でしてっけどな……)
梅宮:
「そのホームページと言うのがコレだ」
そう言って梅宮先輩は、パソコンを開き、物凄い勢いでキーボードを打ち出した。
液晶画面に表示されたのは、情報の授業でも何度かお世話になった『青柳高等学校』の文字がデカデカと記載されたホームページのトップ画面だ。
まさかこのホームページが梅宮先輩1人で動かされているものだったとは……
橘:
「んで……コイツが一体何だってんスか……??」
梅宮:
「あぁ……これからキミ達に話すことは内密に頼むよ。本当だったらキミ達にだって話したくはなかったんだから」
桜庭:
「はい………」
梅宮:
「よし。じゃあ2人共、画面をよく見て貰えるかな……」
梅宮先輩はパソコンの画面と向き合い、キーボードを鳴らし始めた。
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