青柳高校生徒会補助役員!?
===============




『明』は右手を胸元に当て、顔を少し綻ばせ笑顔を作った。


明:
「安心したよ。君のような人が遼の側に居てくれて……これからも遼を支えてあげてくれ……」

橘:
「言われねーでもやってやるよ」

明:
「フッ………」


さて、こんなシリアスな場面でさえ、低俗なジョークをぶちかますのがこの女だ。

ムードなんて関係ないのだろう。


明:
「プックク……(笑)遼のことを愛してくれているんだね……(笑)」

橘:
「うるせぇ……」

明:
「ハハハハッ(笑)(笑)まぁ、そう照れるんじゃない(笑)素直になることはとても良いことだ♪これからは心身共に自分の感情と正直に向かい合いたまえ!!!!」



………????



橘:
「ちょっと待て。何だ、その[心身共に]ってのは……!!??」

明:
「何だい何だい!!??それだったら、もう少し分かり易い言い回しをしてあげよう」

橘:
「はぁ……??」































明:
「今年の夏に、君が遼とプール行った時に、君の目が遼の水着(セパレート)に釘付けになっていたこととかをさね♪」

橘:
「ブぅッ!!!!!?????」




([中編]参照)





===============
< 94 / 146 >

この作品をシェア

pagetop