青柳高校生徒会補助役員!?
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この女……

人が(百歩譲って)胸の内に秘めていることをベラベラと……!!!!


明:
「どうだったんだい??(笑)遼の包み隠さず露出したおヘソは!!??(笑)さぞ、目のやり場に困ったんだろうに……(笑)」

橘:
「テメェー……ぶっ殺すぞ!!??」


もう死んでるが……


明:
「まぁまぁ(笑)そう青筋を立てるんじゃない。全く一応、被害者はコッチなんだぞ〜??(笑)視線がヒシヒシ伝わってきて……あぁ〜、鳥肌が立ったもんだ(笑)」

橘:
「うるせぇ!!!!!!」

明:
「分かった分かった(笑)おぉっと!!??そろそろ起きる時間だぞ〜!!??早くしないと遅刻だぞ〜??(笑)」

橘:
「チッ…ったく……!!!!」


オレはケラケラと腹を抱えて爆笑している[変態女]からサッサと背を向け、[生徒会室]から出ようとした――………








が、ここで……


・・・・
たった今していた会話の中に、何か不自然なモノを感じ取った読者はいたであろうか……??

気が付かない読者がいてもなんら不思議ではない。

何故なら、会話していたオレでさえ、[生徒会室]から出る(夢から覚める)その寸前まで、全く気がつかなかったのだから――………




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