ハツ★カレ
スパイクを見たあと
2人はフラフラしていた。

「咲佳、どっか行きたい?」

「いや、特に…」


あたしがこんな事を言ったのが
間違いだったかも知れない。

しばらく彼は立ち止まり
あたしを見つめていた。

「こっち、来て?」


不意に彼があたしの手を掴み
どこかに連れて行かれた。


しばらく歩いて着いた場所。

「え…、ここって…」
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