こんなハズじゃなかった。



飛「成瀬せんぱぁーい……」

水「んぅ?どうしたのぉ?」


あたしに抱きついたまま、
耳元で話す成瀬先輩。


あの後、とかちん先輩は教室へ戻り。
あたしと成瀬先輩の2人きりになっていた


飛「成瀬先輩って、友達いたんスね。」


水「あらっ!!ひどーい!!
僕にだって友達はいるのよ?」


うふふっ

そう言って、ニヤけてるであろう成瀬先輩。



…はぁ。


水「千都はねぇ、幼稚園からずっと仲良しなの。」

飛「へぇ、相当長いですね。」


フツーにリアクションすると、


水「話はまだまだこれからよ?」



成瀬先輩の昔話がはじまった。


< 15 / 25 >

この作品をシェア

pagetop