こんなハズじゃなかった。
“あはは!とかちんでいいよってば♪二人とも面白いねーっ”
…とかちん先輩のことが、
頭から離れない。
初めて関わる、成瀬先輩以外の年上の人。
年上って言っても、1つしか違わないんだけどね。
飛「…はぁ……」
頬杖をつき、
「藤加千都」について考える。
頭で覚えているとかちん先輩は、
優しく笑っている温かい姿。
…苦しいっつーか、痛いっつーか。
とかちん先輩のこと考えると、
何か、もやもやする。