こんなハズじゃなかった。
いしき、
飛「……温かいなぁ。」
5月、後半。
昨日のことでどきどきしながら、
学校への片道20分の道を歩く。
「飛色ちゃーんっ」
後ろから、自分を呼ぶ声がしたと思うと、
すぐ横に見えた、ウワサをすればな方。
飛「ぁっ…おはようございます、とかちん先輩」
千「おはようー♪
水城は?一緒に学校行かないの?」
飛「下校はするけど……
登校はしないです、いつの日かするかもですけど」
千「っあはは、するね、水城ならやるねっ」
朝から爽やかな笑顔をのぞかせる、
とかちん先輩。
…うん、今日も素敵です。