こんなハズじゃなかった。




飛「…ハッキリ言いますけど、
成瀬先輩って、変態ですよね?」


水「……みんなそう言うのよ?
僕はただ普通に生活しているだけなのに…

酷いと思いません?」



うるうるした目で、
あたしの腕にしがみつく成瀬先輩



飛「全く思いません。
言われる事してますからね?先輩は。

…それに、“僕”とか言って猫かぶってんじゃないです」


無理やり先輩の腕をはがし、
教室へ戻ろうと引き返す。


水「ああっ 待ってくださいよ!!」


今度は先輩、あたしに抱きつきました。


飛「…んもう、離してくださいよっ
この変態成瀬がッ!!!」



…こんなハズじゃなかった。



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