こんなハズじゃなかった。



水「んふふっ♪
寂しかったよ、飛色ちゃんっ」


成瀬先輩の顔がのぞいたと思ったら、
いきなり抱きつかれたあたし。


飛「…なんでいるんですか。」

水「貴方と一緒に帰るためですよ?」


飛「…そこです。可笑しいのはそこ。
なんであたしが、先輩と帰らなくちゃいけないんですか?」

水「俺が飛色ちゃんのことが好きだからだよ?」

即答する、成瀬先輩。


飛「でもあたしは先輩のこと好きではありません!」


キッパリ言い放ち、
その場を離れる


水「でも俺は好きだし!!」


背後から大きな声がした。


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