小さな恋の物語

気持ち

章吾への気持ちが分かって私はおかしくなった。



ご飯が食べれなかった。

いつもだったらちゃんと三食食べれるのに。


食べれなかった。


ため息ばかりが私の部屋に響いた。


本当に好きなんだって実感した。


そして、私は章吾にメールしたんだ。



《章吾ってさぁ彼女いるんだよね?》


《あぁそうだけど。でもお互いに飽きてきたかな?》


《そうなんだ》


《ゆかは好きな人いるの?》


《うん…。いるよ。》


《へぇ〜どんな人?》


チャンスだ。そして私は言った。

《私的には超かっこよくて、バスケ部で、でもその人には彼女がいるんだ…》


そして、章吾からのメールが届いた。


《それって。もしかして…?まあ俺の勘違いかぁ!》



《勘違いなんかじゃないよ。》

あ〜あ…言っちゃった。


《マヂで?ウレシイ。》


と、章吾は返信してきた。


やっぱり友達で終わりなんだね。まあ、気持ちが伝えられて良かった。


返信しようとケータイを手に取った時、受信音がなった。


章吾からだった。



《俺もゆかの事…好きかも》



一瞬…時間が止まったようだった。



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