小さな恋の物語
何度も何度も章吾からのメールを読み直した。


私達、両想いなんだッ。


本当に嬉しかった。
何度も嬉しいと、章吾にメールを打った。



そして、私達は遠距離だケド
付き合い始めたんだ。


この時、章吾にはまだ彼女が居たけど私は気にしなかった。

章吾はすぐ別れるッて言ってたから。



私達の付き合い始めた日……
それは12月の23日。


イウ゛の前の日だった。


そして、私は章吾に約束してもらったんだ。


遠距離だから毎日電話してって。


最初は毎日電話してくれた。


だが、付き合い始めて5日目

いつもの様に電話の前にメールをして、返信を待っていた。


9時。メールを打ったのは9時だった。だが、いつになっても章吾からのメールは来ない。


そして私の中に不安と言う2文字が生まれた。




そして、ずっと泣いた。電気もつけずベッドにもたれ掛かる様に泣いた。


結局、その日は一度も眠る事がなく、次の日声が最悪だった。



その時、朝の5時。

メールの受信音がなった。

私は勢いよくケータイを開いた。


メールをくれたのは





凌……



だった。

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