小さな恋の物語

決心

私は家に帰ってからずっと泣いていた…。


気付いた時には時計の針が夜の0時を回っていた。



やっぱり遠距離はダメだね…。


寂しすぎるよ…。



でも…章吾の事を好きになって良かった。



私は章吾を好きになって色々な事を知る事が出来たと思う。



人を愛する事…。

人を愛する事は辛い事…。

人を愛すると不安が募る事…。


寂しさを覚える事…。


たくさん章吾に教えてもらったよ…。


章吾…



貴方を愛して


本当に良かった。



後悔はないよ…。


辛かったケド…


人を愛する上でそれは誰にでも起こりうる事だから…。



それよりゴメンね…。


章吾は今大変な時なのに…私が我慢すればいい事なのに…。



意志が弱くてゴメンなさい。



そして…私は章吾にメールをした。


1月1日1時37分

起きてるはずがないよね…。


《章吾…話したい事があるの…。》


それだけをメールにたくし…私は眠りについた。







9時43分


私はいつもより遅く目を覚ました。


ケータイを開く…。



そこには


一通のメールがあった。
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