小さな恋の物語
すると、ある事が引っ掛かった。

そして、また私の体は熱くなり鼓動が速くなってきた。


それに気付いた章吾が

「まぁとにかくさっきはいきなりゴメンな」
と、言った。


二人の会話に入れないでいた凌がつかさず聞いてきた。


「さっきの事ッてなんだよ!?」


凌はなんだか少しキレぎみだった。


「なんでもないよ。凌気にしすぎ〜!もしかして…私の事が好きでヤキモチ〜?笑」


と、からかっていると、凌の顔が一瞬だけ真顔になった様に見えた。


だが直ぐに凌はいつもの様に
「お前バカだろ〜なんで俺がお前なんか好きになるんだよ!俺はボッキュッボンの姉ちゃんしか興味がねぇんだよ!笑」


「凌のエッチ!!」


と、会話をしていると、親戚のおばさんがお母さんに挨拶をして、車の方に来るのが分かった。



「ぢゃあまたね!たまにはメールしろよ。笑」


「おう!ぢゃあな俺の家来〜!笑」

と、言い凌と章吾は家に帰って行った。
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