1分と31秒のとびら。
「・・・・・・」



「なんだよ?もしかして妬いた?」



「だれが!!!もう、私帰る」



私は駅の方に走って、ちょうどいいタイミングで来たバスに飛び乗った。

もう私、変だよ。

なんで怒ってんの・・・


由紀のせいだよ。



どうしよう。

私、由紀のこと好きだよ・・・


バスの窓の外の夕日が目にしみて、少し涙が出た。




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