1分と31秒のとびら。
「・・・・・・・・・・・・と・・・」



「と?」



「と、図書室に、い、いるから!!!!」



混乱した私を見て、由紀は満足げに笑う。

そして、「じゃあメールする」という言葉で、握ったままになっていた手は静かに離された。


由紀の顔をうまく見ることが出来ず、そらした視線がマネージャーさんらしき女の子のものとぶつかる。




・・・・・・思いっきり睨まれました(泣)


この子、由紀のこと好きなのかなぁ?


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