1分と31秒のとびら。
居心地の悪さから、早足で図書室に向かった。
静かな図書室に私の少し上がったままの呼吸が響く。
幸いにも人がいないようで、日の当たらない奥の窓際の席に荷物を置いてから深呼吸をした。
なんか、疲れた・・・・・・少し寝ちゃおうかな?
机の上に腕を置いて、それを枕代わりに目を閉じると、時間と場所の感覚が少しずつ遠ざかる。
聞こえるのは私の呼吸、鼓動、なぜか静かな波の音に聞こえるエアコンの音。