1分と31秒のとびら。
たしか自動販売機の影から出てきて、私を横切ったから・・・
勢いよくころがるようにして、子猫を捕まえる。
子猫は驚いて、私の手から逃げようと必死にもがく。
トラックが近づいてきた。
「お願いだから大人しくしてて!」
鋭い爪が腕に喰い込む。
「・・・・・いっ!・・・・・・もう、少しだから、お願い・・・」
埃と熱風を巻き上げて、トラックが通り過ぎる。
それをしっかり見送ってから、私は子猫を解放した。
勢いよくころがるようにして、子猫を捕まえる。
子猫は驚いて、私の手から逃げようと必死にもがく。
トラックが近づいてきた。
「お願いだから大人しくしてて!」
鋭い爪が腕に喰い込む。
「・・・・・いっ!・・・・・・もう、少しだから、お願い・・・」
埃と熱風を巻き上げて、トラックが通り過ぎる。
それをしっかり見送ってから、私は子猫を解放した。