1分と31秒のとびら。
図書室の本棚と本棚の間は少し暗い。
静かすぎて、エアコンの音と時計の秒針の音がすごく大きな雑音に聞こえる。
体がぴったりとひっついているから、心臓の音を聞かれてしまいそう。
「ひより、恥ずかしいの?顔、真っ赤だよ」
くそっ!またからかわれてる!!
ここは落ち着いて、逆に由紀をからかってやる!!!!
私はそらしていた視線を由紀にしっかりと向けた。
由紀は少し驚いたみたいで、首をかしげて私を見つめ返す。
「ゆ、由紀・・・・・・」
「ん?」
「キス、しよっか・・・」
静かすぎて、エアコンの音と時計の秒針の音がすごく大きな雑音に聞こえる。
体がぴったりとひっついているから、心臓の音を聞かれてしまいそう。
「ひより、恥ずかしいの?顔、真っ赤だよ」
くそっ!またからかわれてる!!
ここは落ち着いて、逆に由紀をからかってやる!!!!
私はそらしていた視線を由紀にしっかりと向けた。
由紀は少し驚いたみたいで、首をかしげて私を見つめ返す。
「ゆ、由紀・・・・・・」
「ん?」
「キス、しよっか・・・」