Loved person of the next class~隣のクラスの大好きな人~
「昨日廊下でぶつかった人がたまたまさっきの英語で席が隣だっただけだよ」
「それでイケメンで有名な結城くんだったわけよ」
美緒が私に続いて付け足した。
終いには、えっへんと仁王立ちになっている。
「ええー、それだけ〜?話したりしなかったの?」
梓はそれだけかと、少し不満気味。
「自己紹介して少し話したよ」
「「おおー!!」」
梓と葵は一気に興奮気味になった。
切り替え早いっ。
「彩衣、あの結城くん友達になったなんて、凄すぎ!」
「ほんとに!しかも、結城くんのこと知らなかったとか!」
葵と梓は驚き、GETしちゃえだの言い出した。