月の下の砂漠の上で
「…起こす時?」
「ネイロは種類によって鳴く時間が違います。仕事や身分によってネイロの使う種類は様々です。」
「つまり、いつも決まった時間に鳴いて朝起こしてくれるの?」
「えぇ、美月様は黄色のネイロの時間がちょうどいいと思いましたので今日 持ってこさせていただきました。さぁお着替えをなさってください。」
チノは着替えを持ってきていたようで
少し薄い生地でできている服
着方がよくわかんないのが分かってたのかチノが着せてくれた
「ありがとう!!あ、このコ ご飯とかは必要ないの?」
「3カ月に一度、必要です。明日からはネイロを使い起きてください。さぁ早くライル様を起こしに行かないと。」
「…まだ、ライルの部屋への道がわからなくて。」
「…案内いたします。」