月の下の砂漠の上で
しばらく じ~っと私を見てくる
「早くしろ」
「えーと…何が?」
「着替える。」
「っあ!そっか、そうだよね!すぐに出てくから」
「おい、待て。何で出ていくんだ?手伝うのも侍女の仕事だ」
「…?、、私がライルの着替えを手伝うの…?」
「当たり前だろ。」
いやいやいや、当たり前じゃないよ!
だって私、一応 女だし
「…ライル1人で着替えて?手伝うのも侍女の仕事なのかもしれないけど、ごめん…」
「なぜ、手伝えないんだ?」
「…恥ずかしくないの?」