よ!ケタロウ! ~ゆうじんの戯言


夜の空間に、響いた叫びは。


若さゆえの、エネルギーだろうか。


兎に角、そう表現出来るだけのエネルギーが、衝撃的だった。


彼の、その時の言葉の激しさが。


彼の、電話の相手への想いの大きさであり。


彼の沈黙の間の、電話の相手が発したであろう、隙間のない言葉も。


電話の相手が、彼へ向けた想いの大きさだろうと感じた。


< 108 / 204 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop