よ!ケタロウ! ~ゆうじんの戯言


その時も、普通の態度で立っていたと思う。


しばらくして、ご主人が友達に話しかけた。


何かを頼みたかったらしい…が。


その言葉の調子が、強かった。


少し異様な印象さえ受けた。


その場でお喋りしていた人達は、いっせいに黙ってしまった。


そこには、笑顔のご主人の心の内が見えた気がした…。


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