よ!ケタロウ! ~ゆうじんの戯言



でも、一分でもいいから眠りたい…と、ただ目を閉じて息をする。


どうやら、2~3分眠れたようだ。


寝起きばなに、私は自分の寝息を聞いていた。


夢かと思ったけど、やっぱり自分の寝息だった。


深い息の繰り返しで、疲れてるんだな…て他人事のように思った。


携帯のタイマーで目を開き、すぐに車を動かす。


タイマーは、昼休みが終わる四分前にかけていた。


伸びをしている隙はない。

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