よ!ケタロウ! ~ゆうじんの戯言
家族には、自分が泣いている顔を見られたくない。
映画館に灯りが付くまでに、涙を拭いていつもの顔に戻らなければ…。
そればかり、考えていた。
小学生の自分にどんな理由があって、そんな行動を取らせたのか…。
今から思えば、心あたりは色々あるが…それは機会があれば書こうと思う。
とにかく、映画が終わるまでには涙を止め。
灯りが付いた時には、素知らぬ振りをする事に成功した。