よ!ケタロウ! ~ゆうじんの戯言


男は、暗闇から突然、歩いてきた。



歩いてきた瞬間から、主演男優へとして舞台に上がる。



女は、その男を観た。



男は、携帯に向かって何か話している。



それは初めは、とまどいの感情を表している。



男は、暗闇のたった一つの街灯の下に立ち。



観客となった女に、その姿を現す。


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