幼馴染はフリョーくん!?
「いや、全然!むしろ歓迎っていうか!」




焦って右手を左右に振りながらごまかすあたしに、ユズは再び呆れたって視線を向けてきて、





「麻生くんは有名人だもの。多分あたしじゃなくても、この高校に通ってる人ならみんな知ってるわよ」





あたしはユズの言葉にショックを受ける。






ガーンッ…ガーン…





そ、そうだったんだ…しーくん、そんな有名人だったんだ…





ぜんっぜん。これっぽっちも。




「知りませんでした…」
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