幼馴染はフリョーくん!?
いつのまにか、あたしの横に座っていたお父さんはダイニングからいなくなっていた。




「ごめんね、美羽。お母さんすっかり忘れてたわ」





「わ、忘れてた!?それってちょっとひどくない!?」




「あらあら。ごめんね美羽ちゃん。怒らないでね」





どこまでも天然で緩やかなお母さん。



目の前で爆笑してる陽兄はおいといて…





「しーくん、今どこにいるの!?」





頭に浮かんだ疑問を、お母さんにぶつけてみる。
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