センセイのチカラ―受験生応援小説―
う、動かれへん・・・・・・
中学3年でこんな経験していいん?
そりゃ、周りでは付き合ってる子もおるけどさ。
まさか、自分がこんな告白されるなんて・・・・・・
「聞こえへんかったんか?もう一回言おか?」
「いいです!!もう聞こえたから大丈夫です!!」
下を向いて、目を閉じた。
貧血で倒れそう。
ほんまに・・・・・・やばいくらいドキドキする。
大人の世界に足を踏み入れちゃった気分。
「何度でも言うたる。頑張ってる小阪を見て、俺は好きになった」
照れるし!!
どう返事していいかわからんし。
「あれ?聞こえへんかったん?じゃあもっと言うで。俺は頑張ってるお前が好きや。だから、高校行ってもしっかり頑張るんやで。俺にもっと好きになってもらえるように頑張るんやぞぉ?わかった??」
好き好きって連発しすぎやろ!!