センセイのチカラ―受験生応援小説―



はい、まじです。


ごめんな、黒岩。




「俺を傷つけんように、そんな嘘言うてくれてんのか?」




違ーーーーーう!




てか、この会話、生徒と先生じゃないやん。


黒岩、告白したら困ると思ってた。


見てたら、ちょっと嬉しそう。




「ほんまやねん。あの日、先生が私の気持ちすごいわかってくれて、嬉しかった。親も教師もみんな受験受験ってうるさくて、もう何もかもイヤになってた時に、先生がわかってくれてめちゃ感動してん」





人生初の告白。


中学3年で告白するとは思ってなかった。



しかも、ちょっと普通じゃない告白・・・・・・




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