センセイのチカラ―受験生応援小説―
職員室でいろんな先生としゃべってると、黒岩が戻ってきた。
「いや~、僕達教師も緊張しますね、今日は・・・・・・」
数学の先生としゃべってる。
まるっきり、教師の顔してる。
「あ、おったんか」
私と瑠美を見つけて、近付いてきた黒岩。
手に持った教科書で、私と瑠美の頭を交互にポンってして。
「ふたりとも、よく頑張ったな。合格おめでとう!!」
何か・・・・・・
めっちゃ感動した。
合格発表見た時よりも、感動して、涙が溢れた。
ほんまに合格したんや。
私達の受験が終わった。
後は、卒業するだけ・・・・・・