風になれ
新任顧問
ペコンっ
変な所にボールが当たって変な音が出た。
案の定、ボールはコートの外へ。
「ちょっと~野風!」
責めるような大声が
コートの向こう側から飛んできた。
「ごめんごめん優子!」
負けじと大きな声で返す。
大して声が大きくない私は
めいっぱい張り上げないと向こう側まで
声が届かないのだ。
とりあえず
気をとりなおして打ち直そうと
横にあるボールの入った籠に手を入れた。
大量のボールが手に触れているのがわかる。
この調子で打っていても
しばらくはボールに困らないな~とか
思いながら私は優子に向かって
ボールを打った。
変な所にボールが当たって変な音が出た。
案の定、ボールはコートの外へ。
「ちょっと~野風!」
責めるような大声が
コートの向こう側から飛んできた。
「ごめんごめん優子!」
負けじと大きな声で返す。
大して声が大きくない私は
めいっぱい張り上げないと向こう側まで
声が届かないのだ。
とりあえず
気をとりなおして打ち直そうと
横にあるボールの入った籠に手を入れた。
大量のボールが手に触れているのがわかる。
この調子で打っていても
しばらくはボールに困らないな~とか
思いながら私は優子に向かって
ボールを打った。