風になれ
『…女子テニス部、女子テニス部。
話があるので至急相談室に来るように』
…なんだろう、この放送。
突然の顧問の呼び出しで私達はコートを出た。
相談室に行くと
他の委員会に行っているはずの
みんなも集合していた。
「あ、2人も!」
伊久ちゃんが席を空けておいてくれたらしく
私達はそこに座った。
「なんだろうね」
私がそう言うと優子が得意気な顔をした。
「そんなの決まってるでしょ。
3年がいなくなったんだから部長決めだよ」
ほ~。
つくづく優子サマには感心しますわ。
とかなんとか言ってるうちに
1度部屋を出ていた顧問が戻ってきた。
しかも後ろに40後半くらいの
おじさんを引き連れて。
話があるので至急相談室に来るように』
…なんだろう、この放送。
突然の顧問の呼び出しで私達はコートを出た。
相談室に行くと
他の委員会に行っているはずの
みんなも集合していた。
「あ、2人も!」
伊久ちゃんが席を空けておいてくれたらしく
私達はそこに座った。
「なんだろうね」
私がそう言うと優子が得意気な顔をした。
「そんなの決まってるでしょ。
3年がいなくなったんだから部長決めだよ」
ほ~。
つくづく優子サマには感心しますわ。
とかなんとか言ってるうちに
1度部屋を出ていた顧問が戻ってきた。
しかも後ろに40後半くらいの
おじさんを引き連れて。